昭和シェル石油は7月3日、100%子会社である昭和シェルソーラーが、CIS太陽電池技術開発の強化を目的として、神奈川県厚木市にリサーチセンターを設立する、と発表した。
敷地面積は2万5000㎡で、2009年3月の完成を予定している。事業費は約70億円。また、同日付で、アルバックと量産技術に関する共同開発を開始することも決定した。
昭和シェル石油が開発したCIS太陽電池製造技術とアルバックがこれまで半導体、フラットパネルディスプレイで培ってきた真空装置技術を融合させることで、生産能力の高い製造装置の開発を目指す。2011年稼動を目標として、年産1000MW(1GW)規模の生産能力を達成する。