東芝松下ディスプレイテクノロジーは7月25日、石川工場(石川県能美郡川北町)に約160億円の設備投資を行い、有機ELディスプレイの量産ラインを新設すると発表した。
新ラインは、従来から培ってきた独自の低温ポリシリコン技術を用い、低分子タイプの有機ELの量産を行うもので、2009年10月の稼動を目指す。460mm×730mm×0.5mm厚のガラス基板を用い、生産能力は月産約150万台(2型換算)の生産能力を有する。
新ラインの概要
所在地:石川県能美郡川北町字山田先出26-2(石川工場内)
稼動開始:2009年10月
投入能力:1万シート強/月約150万台/月(携帯電話用2.0型換算)