山九は、サウジアラビアのラービグにメンテナンスの関連会社、｢山九マナール サウジアラビア有限責任会社｣を設立した、
日系化学メーカーの進出が活発化し、中東におけるメンテナンス業務に対応するためで、ペトロラービグプロジェクト向けにメンテナンスサービスを提供する。業務開始は8月1日。
開業に当たり、日本や東南アジアの各拠点から従業員を派遣し、保全業務を行う。
同プロジェクトは、住友化学とサウジアラムコが2005年9月に設立した合弁企業、ラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニーが、アラムコのラービグ製油所(処理能力40万バーレル／日)に、石油精製の2次処理設備を新設する。
ガソリンやエチレン(生産能力130万トン／年)、プロピレン(同90万トン／年)を生産する大型石油化学製品生産設備を建設するもので、プロジェクトの総事業費は99億ドル、2008年第4四半期にはプラントの商業運転を開始するる。
■新拠点の概要概要
社名:山九マナールサウジアラビア有限責任会社
設立日:5月28日
業務開始:8月1日
資本金:300万サウジリヤル
資本比率:山九51％、現地株主49％
社長:伊藤充彦氏
所在地:サウジアラビア、ラービグ
従業員:100名（日本人7人含む）
業務内容:保全業務全般
