富士電機は、環境負荷削減の取り組みなどを紹介した「富士電機グループ サスティナビリティレポート2008」をまとめた。この中で2007年度の物流分野の取り組みではCO2排出量が前年度比1.1%減の1万3750トン、物流負荷は同13.2%減の8087万トンキロだったことが報告された。
一方、関連会社の富士電機リテイルシステムズでは、主力商品が自動販売機やショーケースのため、製品重量×輸送距離では年間約4900万トンキロの物流負荷がかかっているという。
この負荷削減のため、1幹線当たりの輸送車両を大型化しトラック便数を削減するなど、物流面で毎年1%ずつ省エネルギー化を推進するとしている。