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川崎汽船/中国福建省の船舶修繕ドックに出資

2008年08月06日/国際

川崎汽船は8月5日、石油の輸送などを行うTitan Petrochemicals Group Ltd.と資本業務提携を結ぶことで合意したと発表した。

中国福建省泉州市に建設中のTitan Quanzhou Shipyard Ltd.(TQSL)の船舶修繕事業の戦略的パートナーとして、TQSLが発行する、同社発行済株式の5%(転換後)に相当する転換権付社債を購入するもの。

TQSLは福建省泉州市郊外に位置し、総面積110haで、3600mの沿岸線を占め、完成時には4本のドライ・ドック(このうち2本は30万トン級のVLCC、VLOCなどの超大型船が入渠可能)、2本のスリップウェイ、船体ワークショップ(4万4000㎡)、10本の修繕護岸に加え、塗装、機械・電装ワークショップを備え、年間250隻の船舶の修繕ができる修繕ドックとなる。

修繕事業を柱に、新造船やオフショア構造物の建造も手がける計画であり、2004年に建設に着手し、2006年から新造船事業を開始する。すでに7000dwt、9000dwt級のバンカーバージ4隻の建造実績を持っている。

修繕事業は、2009年半ばに岸壁でのフローティング修繕を開始し、2009年末にはドライ・ドックを完成し、2010年からのフル稼働を予定している。

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