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セシール/元役員、DM配送業者から2000万円リベート、民事訴訟

2008年08月11日/未分類

セシールは8月8日、子会社のセシールロジスティクスとセシールブランドクリエイトの元取締役らによる2件の不正行為の疑いが判明し、元取締役らに民事訴訟を提起した。

また、元取締役らに対する刑事告訴の検討も進めている。

不正行為の内容は、セシールロジスティクスのA元取締役が、ダイレクトメールの配送業務委託の契約関係にある他社に働きかけ、自らが代表取締役を勤める会社などの銀行口座にリベートの支払い約2千万円で、平成18年7月より平成19年6月までの約1年間に6回の支払いが行われたものと見られている。

一方で、セシールブランドクリエイトのB元取締役が、印刷・紙資材などの取次業者であり自ら代表を勤めるC社との間に、同社の代表取締役を辞任したかのように装って、利益相反取引契約に当たる無効な業務委託契約を締結していたことが判明した。

その結果当該契約に基づき、C社に対して、平成19年6月より平成20年3月までの間、業務委託料金総額約1億2千3百万円が支払われた。

平成20年3月上旬頃、セシールロジスティクスA元取締役に関連して不透明な取引が行われているとの外部情報を得て、即時、社内外の関係者に聞き取り調査を開始し、不正行為の疑いを強めた。

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