ANAグループは8月29日、国際線貨物における「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)の運賃額改定を国土交通省に申請した。
昨年10月から燃油特別付加運賃額を3カ月ごとに固定するとともに、直近3カ月の航空燃料市況価格の平均に基づき見直したが、2008年5月から2008年7月の同価格の3カ月平均は1バレル当たり163.54ドルに達し、燃油特別付加運賃額の改定を行う。
改定内容は、10月1日の発行分より12月31日発行分までで、日本発の国際線区間に1kg当たり18円の値上げとなっている。
路線現行改定後の燃油サーチャージ運賃(1kg当たり)
長距離(日本=北米・欧州・中東)=148円(改定前127円)
遠距離アジア(日本=シンガポール・タイ・ベトナム)=125円(107円)
近距離アジア(日本=台湾・中国)=122円(107円)
近距離アジア(日本=韓国)=122円(104円)