アイログは9月4日、同社のビジネス・ルール管理システム(BRMS)製品であるILOG JRulesの認定プログラムを開始したと発表した。認定プログラムはブロンズ、シルバー、ゴールドの3種類。この認定プログラムは、BRMS製品の技術者層を広げ、顧客企業に向けて社内外の認定IT技術者の開発能力や商品の知識などを保証する目的で立ち上げられた。
3種類の認定レベルは、製品知識のレベルで区分けされている。認定試験は、製品の現行リリースなどをベースにアイログのエキスパートが開発する。認定レベル中、ブロンズ認定は、JRules 6 Developerトレーニングで扱われる、各主要コンセプトの基本を把握していることを認めるもの。
シルバー認定は、商品の理解度が深く、実際のアプリケーションとしてJRules 6を使用していることが認定条件。最上位のゴールド認定は、JRulesのエキスパート・ユーザーとして、高度なコンセプトを理解しており、製品のアプリケーション・プログラミング・インタフェースで広範囲な知識を持つ者を意味する。
同プログラムは、全BRMS技術者が受験できるほか、顧客企業や独立系開発者、自社の従業員も対象となる。
プログラム開始に伴い、アイログはピアソンVUEと契約を締結。ピアソンVUEは世界4000カ所以上の試験センターネットワークを持ち、IT関連の資格試験でサービスを提供している。今回のプログラムで、受験の窓口はピアソンVUEが務め、インターネットと電話の両方で受験申し込みを受け付けるという。