富士通は9月9日、ヤマトグループの物流システムの設計・開発・運用を担うヤマトシステム開発と共同で、災害対策システムを構築したと発表した。
ヤマトシステム開発が、東京と大阪の2ヵ所の遠隔地のデータセンター間で、Web業務システムのリアルタイムバックアップを行うシステムとなっており、ヤマト運輸の宅急便事業を支える基幹業務システムとなる。
同システムは、富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST(プライムクエスト)580」とストレージシステム「ETERNUS(エターナース)8000」を中心に構成されており、データベースソフトウェアについても富士通のデータベース「Symfoware Server(シンフォウェアサーバ)」と災害対策実現データベースソフトウェア「Symfoware Active DB Guard(シンフォウェア アクティブ ディービー ガード)が採用されている。