ヤマトシステム開発は4月24日、商品や製品の出荷業務で企業間の出荷情報共有を促進し、作業効率化を支援する「Web出荷コントロールサービス」の提供を開始した。
商品や製品の受注・出荷に関するリアルタイムの情報を、異なる企業間で常時共有でき、出荷作業の効率化を支援するASPサービス。異なる企業間で、リアルタイムに「届け先(名前、住所)」「出荷予定日」「出荷日」「配送状況」「配送完了日」「同梱書類の有無」などの情報を共有できる。
インターネット環境があれば、海外を含めて場所を選ばず、常時利用でき、受注側は受注データをアップロードするだけで出荷指示が完了するため、出荷側に伝票送付やFAXで指示をする必要がなくなる。
受注側、出荷側も「荷物がいつどこにあるのか」という最新のトレーシング情報を閲覧できるので、注文者などからの出荷状況の問合せに即答でき、紙でのやり取りが減ることで、情報漏洩や紛失のリスクが低減するメリットもある。
ヤマトシステム開発では、利用例として「百貨店、スーパー、生協などの小売事業者が、農作物・海産物・特産品などの産直ギフトを販売し、その受注情報に従って生産者が出荷を行う場合」「通販事業者が消費者からの要望に応じて返品交換・回収を決定し、その指示に従ってメーカー・物流センターが良品・交換品の出荷を行う場合」「海外の飲食店や小売事業者がネットショップなどで日本の製品を購入し、日本のメーカー・生産者がその製品を輸出する場合など。または、日本の小売事業者が海外のメーカーから製品を輸入する場合」などを想定している。
販売価格は、受注業務がデータ処理料1件につき50円からで、出荷業務は初期費用2万円、システム使用料が1ID利用につき月額9000円となっている。
問い合わせ先
ヤマトシステム開発
経営戦略室
TEL03-5633-5400
FAX03-5633-5404
Webmaster@nekonet.co.jp
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ヤマトシステム開発/「Web出荷コントロールサービス」提供開始
2008年04月25日/IT・機器
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