高速道路料金の引き下げが10月開始が前倒しで9月16日からの実施が決まった。全国の高速国道や本四高速で9月16日から夜間割引時間帯の拡大、22時から0時の間に3割引き、休日昼間割引を導入し、9時から17時まで5割引きを開始する。
8月29日に、｢安心実現のための緊急総合対策｣（政府・与党会議、経済対策閣僚会議合同会議）が決定され、この中で「国民生活や地域経済を支援する観点からの高速道路料金の効果的な引下げ」が位置づけられ、今年度予算の約1,000億円により、平成20年10月から約1年間実施する予定だった。
深夜割引は、平日（月曜日から金曜日まで、祝日を除く）0時～4時の割引50％、夜間割引は平日（月曜日から金曜日まで、祝日を除く）22時～0時に割引30％、休日昼間割引を土曜、日曜、祝日の9時～17時を割引50％（大都市近郊区間は除き、1日に2回までの適用）。
今後の高速道路料金施策の検討として、物流の効率化について、全国の高速国道などの長距離貨物輸送の約5割を占める夜間時間帯、都市高速の長距離利用者の負担軽減など、物流の効率化を図るための料金施策の検討を進めるとしている。
