オリックス不動産投資法人は9月19日、市川ロジスティクスセンター（千葉県市川市二俣新町20-7）をオリックス不動産から取得すると発表した。取得金額は83億円で、テナントはセンコー。
ポートフォリオの充実と中長期的な安定配分を図るために取得するもので、市川ロジスティクスセンターは、東関東自動車道（首都高速湾岸線）、京葉道路の高速道路、国道357号線、国道14号線などの主要幹線道路に近く、さらに今後、東京外環自動車道の延伸が予定されていることから、埼玉方面の各消費地と常磐道、東北道への所用時間が短縮されるなど、物流業務面で優れた立地条件を備えている。
建物は2008年6月に竣工した新築物件であり、延べ床面積が約3万7500㎡で、梁下が5.5m、柱スパンが10.4m×10.5m、床荷重が1.5t／㎡となっており、トラックバースや事務所の設備など、テナントのニーズを満たすスペックを保有していおり、高い汎用性を備えている。
取得資産の概要
物件の名称：市川ロジスティクスセンター
特定資産の種類：不動産信託受益権
信託受託者：みずほ信託銀行
所在地：千葉県市川市二俣新町20-7
用途：倉庫、ごみ置き場
面積：土地1万9834.80㎡、建物3万7456.96㎡（延床面積、附属建物、ごみ置き場40.00㎡を含む）
竣工：2008年6月17日
取得価格：8,300,000,000円
取得予定日：2008年9月29日
売主：オリックス不動産
年間想定運営収益：4億2600万円
取得資金：自己資金および借入金（予定）
支払い条件：引渡時100％
