キャセイパシフィック航空は、キャセイパシフィック新貨物ターミナルを香港国際空港に着工すると発表した。新貨物ターミナルの建設主体は子会社のキャセイパシフィック・サービス社。香港国際空港との契約期間は20年間で、敷地面積は約10ha。総事業費は約48億香港ドル(1.0香港ドル=約14.3円)。
新貨物ターミナルの処理能力は年間260万トンと見込まれ、2011年後半の供用開始を目指す。現在、ターミナルの杭打ち工事が開始されているほか。マテリアル・ハンドリング設備も詳細設計の段階にあるという。工事の主要コンサルタントはマインハート社、ターミナルの建築はアエダス社、積算はWTパートナーシップ社が担当する。さらにマテリアル・ハンドリング・システムはシーメンス社がそれぞれ担当している。