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日本アイソトープ協会/輸送中の放射性同位元素所在不明

2008年09月30日/未分類

国土交通省は9月27日、社団法人日本アイソトープ協会から、放射性同位元素の許可使用者に向けて発送した放射性同位元素を入れた輸送物が、到着予定日を過ぎても届いていないとの連絡があったと発表した。

現在、輸送業者と社団法人日本アイソトープ協会が輸送経路等を調査し、発見に努めているところだが、9月24日、社団法人日本アイソトープ協会市原配送施設(千葉県市原市)から許可使用者(京都府南丹市)に対して、放射性同位元素(リン32)を入れた輸送物1箱を輸送業者に依頼して発送した。

許可使用者より到着予定日の9月25日になっても輸送物が届かないとの連絡があったため、同協会が輸送業者に確認したところ、輸送物は伊丹空港まで輸送されたものの、輸送業者の営業所(京都府京都市)にて所在が不明な状態になっていることが、9月26日に判明したもの。

輸送物は、段ボール箱1箱(外寸法21.5cm×21.5cm×22cm)で、密封されていない放射性同位元素(リン32:半減期14.2日)が、プラスチック容器(直径5.5cm×高さ8.0cm)1本に封入されており、数量は37MBq。なお、輸送物には、開封禁止である旨と連絡先(日本アイソトープ協会)が書かれている。

輸送物からの放射線は、輸送物の表面で自然放射線と同程度であり、輸送物から容器を取り出し、開封しない限り、放射線の影響はない。

問い合わせ
国土交通省自動車交通局技術安全部環境課
TEL.03-5253-8111(内線42513)

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