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昭和電工、HOYA/ ハードディスクメディア関連事業を統合、合弁設立へ

2008年10月01日/SCM・経営

昭和電工とHOYAは9月30日、2009年1月をめどに両社のハードディスクメディア関連事業を新たに設立する合弁会社(名称未定)に統合することを発表した。出資比率は昭和電工が約75%、HOYAが約25%を予定。両社は11月に最終契約を締結し、ハードディスクメディアやアルミサブストレートの開発製造、販売を行う新会社が誕生する。

合弁会社は、昭和電工のアルミ・ガラスメディア、メディア用アルミサブストレート事業とHOYA のガラスメディア事業を統合・承継。今回の事業統合で新会社は売上高約1800 億円(2007年度両社実績を単純計算)の事業規模を持つハードディスクメディア専業メーカーとなる。HOYA のメディア用ガラスサブストレート事業は統合しない。

両社はハードディスク市場の継続的な成長などを見込み、今後の事業拡大には双方の強みを活かし、効率的な事業運営を行うため事業統合することで合意。ハードディスク容量の増大のための研究開発力の強化、内外5箇所の両社生産拠点の効率的な運営を図る。決算面への影響では昭和電工の場合、今期の業績への影響はない。HOYAの場合は、新会社が持分法適用会社に該当するため、2009年1月-3月の第4四半期以降の連結業績で、当該部門の売上高・利益額が減少する見通し。

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