日本物流団体連合会は10月1日、7月から募集していた第6回モーダルシフト取り組み優良事業者を選定し発表した。この公表制度はモーダルシフト促進のため、物流事業者の自主的な取り組みの推奨や、取り組み意識の高揚等を図るため行っているもの。
今回、2007年の幹線輸送における評価対象比率(総輸送重量に対する鉄道・海運の輸送重量)が40%以上の事業者は日本石油輸送(99.2%)、日本通運(49.9%)、札幌通運(41.4%)の3社が際立っていた。また、総輸送重量に対する鉄道・海運の輸送重量が前年実績を上回った事業者は、岡山県貨物運送(0.1%増)、日本通運(0.3%増)、日本ロジテム(0.7%増)、日立物流(0.3%増)、ブルーエキスプレス(0.1%増)の5社だった。