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日本電気/ERPパッケージの品質管理領域を強化

2008年10月07日/IT・機器

日本電気は10月6日、プロセス製造業向け ERPパッケージ「フレックスプロセス」の品質管理領域を強化して発売したと発表した。強化した内容は、食品・化学等の製品検査に加え原料検査・工程分析にも対応、源流からの品質管理を実現したことなど。

今回内容を強化したフレックスプロセスは、従来の製品完成時の検査機能に、原料検査、工程分析等の管理機能も加え、原料調達から製品出荷まで一貫した品質管理を可能とした。これにより、上流工程での品質保持・向上が可能となったという。

また、源流管理が徹底されることで品質のトレースが可能となり、取引先からの問い合わせやクレームの原因究明が迅速化される。また品質管理の合否判断に、グレード判定と得意先別検査基準を導入しており、液体や粒子などの形状が一定でない製品や品質基準に幅のある製品でも合格基準にグレードの設定が可能。

フレックスプロセスを導入した1システムで品質情報と在庫情報が管理されるため、品質検査結果を在庫データや出荷データへ即時に反映される。製品の品質に問題が発生した場合、生産中止・出荷停止などの対応も迅速化される。

提供価格は575万円から、今後3年間でプロセス製造業向けに50社からの受注を目指す。

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