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日本電気/中国に調達部品の品質推進組織設置

2007年11月19日/国際

日本電気(株)は12月1日、調達部品の品質管理を強化し、グローバルな調達体制をより強固にするため、新に、NEC中国(総裁:金子肇)国際購買本部内に中国品質サポートセンターを新設する。

現在、NECではグローバルな資材調達を展開しているが、特に中国からの調達は3000億円を越える大きな調達マーケットになっている。

製品の安全性や品質の重要性が増している昨今、構成部品の品質が電子製品の安全性や信頼性に大きな影響を与えることから、調達する構成部品の品質管理の強化は必須事項となっている。

今回、国内のNECグループ各社の中国からの調達部品だけでなく、中国でのNECグループ現地法人21社の現地調達部品も含めて、中国におけるすべての調達先に対する品質監査基準と安全性・信頼性評価基準を統一するとともに、新組織で中国調達部品の品質改善を一元的に統括することとした。

NECは既に昨年、NEC中国に中国環境推進センターを設置し、製品環境法規制への対応を進めており、さらに品質保証体制を構築することで、製品品質に関しても、品質監査および安全性・信頼性評価の厳格化とともに、部品調達先に対する品質指導や技術支援を強化して中国製部品の調達力を一層高める。

組織概要
名称:日電(中国)有限公司国際購買本部中国品質サポートセンター
Supplier Quality Support Center China
場所:上海市
設立2007年12月1日

2.新組織における主な業務内容
NECグループにおける調達部品の一元的な品質改善活動
NECグループ現地法人への部品品質技術支援および品質要員育成
中国調達先の工場監査および工程監査ならびに中国調達先への品質指導・支援
中国調達重要部品に対する安全性・信頼性評価
中国調達先の監査情報・評価情報の一元管理
中国調達部品の標準化と共通化の推進

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