三井物産は10月14日、欧州三井物産がトルコのスペイン系鋼板加工事業会社、バメサ・アセロス社のトルコ現地法人バメサ・チェリック社と自動車用鋼板加工事業の合弁会社「バミ」を設立したと発表した。
資本金は280万ユーロ(邦貨換算約4億円)で、出資比率は欧州三井物産が49%、バメサ・チェリックが51%。バミは日本のレーザー溶接技術などを導入し、トルコ西部のブルサ県で稼動中のバメサ・チェリック社敷地内に設立される予定。
すでにホンダのトルコ現地法人からドア材向けのレーザー溶接加工を受注しており、2008年末から出荷を開始する。今後は、日系だけでなく欧米や韓国系などあらゆる自動車メーカーからの受注を開拓していく。