三菱倉庫は10月31日、愛知県海部郡飛島村に建設中していた「飛島配送センター」が10月31日に完成し、11月1日から稼働を開始したと発表した。飛島配送センターは鉄筋コンクリート造5階建構造で、延床面積は約3万1400㎡、倉庫面積は約2万7400㎡。このほか定温庫（約6500㎡2）、くん蒸庫（約400㎡）、野積倉庫（約3300㎡2）、コンテナ取扱施設（約2万7700㎡）を備える。総投資額は約64億円（地代約27億円、倉庫約34億円、コンテナ施設約3億円)。
飛島配送センターは免震構造で、全フロアを防塵仕様としており、食品や自動車部品・航空機部品など埃に弱い商品の配送・保管などに向いているという。さらにコンテナ取扱施設を利用すれば、輸出入貨物をコンテナのまま保管することが可能。今回の事業計画は物流総合効率化法の総合効率化計画の認定を受けた。
