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三菱倉庫/名古屋・飛島地区に大型配送センター建設

2007年09月28日/物流施設

三菱倉庫(株)は9月27日、愛知県飛島村で「飛島配送センター」の建設に着手したと発表した。同センターは、老朽化した大江倉庫(名古屋市港区)の代替施設として建設するもので、竣工は2008年10月。大江倉庫の業務を継承するほか、活況が続く中部経済圏の物流ニーズを的確に捉え、地域での事業拡大を図る。

建設地は、先進的な港湾施設が整備される飛島埠頭に隣接し、伊勢湾岸自動車道の飛島インターチェンジから約2分の至近に位置しているため、輸出入貨物の基地、国内の配送拠点に適している。

5階建・床面積約2万7400㎡の規模を有し、全フロア防塵仕様の衛生的な保管環境、定温庫、燻蒸庫、流通加工場などを備える。顧客ニーズに応じ、保管、配送、流通加工などのサービスを一体的に提供。また、同敷地内に、野積倉庫及び海上コンテナ取扱施設(バンプール)を併設する。

高減衰積層ゴムとオイルダンパーによる免震構造を採用、夜間電力利用の氷蓄熱空調システムや、照度センサー・人感センサーを利用した照明システムの採用などにより使用電力を節減するなど、地球環境保全にも配慮。また、顧客と一体となって物流効率化を推進することにより、CO2の排出削減に努める、としている。

■施設概要
名称:三菱倉庫飛島配送センター
所在地:愛知県海部郡飛島村木場2-67
敷地面積:約5万6200㎡(借地約2500㎡含む)
構造・規模:鉄筋コンクリート造5階建
延床面積:約3万1400㎡、うち倉庫面積約2万7400㎡
設備:免震構造、全床防塵、定温庫(約6500㎡)、燻蒸庫(約400㎡)、野積倉庫(約3300㎡)、コンテナ取扱施設(約2万7700㎡)、氷蓄熱空調システム、照度・人感センサー付照明システム、ピアー型トラックバース
施工期間:着工=平成19年9月、竣工=平成20年10月
総投資額:約64億円(土地約27億円、倉庫約34億円、コンテナ施設約3億円)

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