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昭和電工/液体アンモニアの物流拠点を福島県相馬港に新設

2008年11月11日/物流施設

昭和電工は11月10日、火力発電所などで使用する液化アンモニアの物流拠点を福島県新地町の相馬港に新設すると発表した。福島県、新地町、昭和電工、同社の完全子会社の丸昭興業(宮城県岩沼市)の4者は、同日付で新物流基地立地に関する基本協定書に調印した。

昭和電工と丸昭興業は、2009年1月に新基地の建設工事に着手し、同年8月から運営を開始する。また、丸昭興業の本社機能についても新基地に移転する。福島県から用地を取得し、新基地建設に向けた投資額は約10億円を見込んでいる。

昭和電工では現在、液化アンモニア「エコアン」について、丸昭興業が所有・運営する物流基地(宮城県岩沼市)を使用して東北圏の顧客に配送している。

今回、船舶輸送が可能な臨海部に新たに基地を設け、輸送効率を高めるとともに販売量増加に対応できる供給体制を強化していく。

新基地の概要
所在地:福島県新地町今泉字新港2地内(相馬港5号埠頭福島県分譲地内)
敷地面積:約10,000㎡
取扱品目:液化アンモニア、アンモニア水

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