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富士通研究所/ドライバーの全視界をサポートする技術を開発

2008年11月18日/IT・機器

富士通研究所は、ドライバーの死角をサポートするため、車両全周囲を見やすくリアルタイムで表示する映像処理技術を開発した。駐車時や狭い道でのすれ違い、見通しの悪い交差点への進入や右左折など、さまざまなシーンでドライバーの安全運転を支援することができる。

車両周囲に4つのカメラを設置し、車両周囲のカメラ映像を仮想的な3次元の立体曲面に投影し、その映像を自由な視点から映像に変換する3次元仮想投影視点変換技術を開発した。これにより、ドライバーは車両の全周囲について、モニターを通じて「見たい所を、見たい視点」によって確認することができる。

今後、さまざまな運転シーンでの視界補助の効果検証を進め、自動車向けのシステムとして、車載グラフィックスSoCと画像処理ソフトウェアなどによる映像ソリューションや、車載カメラ視界補助システムとしての製品展開を図る。

さらに、商用車など運輸関連車両を対象に、セキュリティや安全管理用のソリューションとしてのビジネス化も検討していく。

問い合わせ
富士通研究所
ITS研究センター
TEL078-934-2429

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