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住友ゴム工業/環境配慮の取り組み強化、積載効率向上など推進

2008年11月19日/CSR

住友ゴム工業は11月17日、グループの環境方針を新たに策定し発表した。その概要によると、物流面の取り組みでは、タイヤの積載効率向上、輸送距離の短縮などの施策を実施。トラック輸送からCO2排出量の少ない鉄道や船舶輸送へのモーダルシフト推進ともあいまって、2007年度はCO2排出量を2006年度比4%削減。今後も環境負荷削減努力を重ねる。

生産過程の取り組みは、重油から環境負荷の比較的少ない天然ガスへの燃料転換を進め、12月の宮崎工場の天然ガス化で全タイヤ工場の天然ガスへの燃料転換を完了する。宮崎工場のCO2排出量は燃料転換で従来比18%削減することが見込まれている。このほか廃棄物ゼロ化(ゼロエミッション)、クリーン電力の導入も推進する。

販売面では、2009年から上市する国内向けトラック、ライトトラック用タイヤで自社基準を満たしたものを販売。海外向けでも自社基準をクリアした低燃費タイヤを2010年から発売する。このほか、資源枯渇に配慮し100%原油外原料で製造するタイヤも2013年度の市場投入をめどに開発を進める。

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