AMBプロパティー・コーポレーションは、財務状況や流動性を高めるための戦略について発表した。
同社のハミッド・モハダム（Hamid Moghadam）会長兼CEOは「AMBは第一にバランスシート、第二にコスト管理、第三に長期的な事業運営が重要と位置づけている」と説明した。
同社は役員会議で、定期配当について、通常の事業のみを考慮した課税対象収入に応じて支払うことを確認。2009年の普通株配当は1株当たり1.12ドルになると予測した。
また同役員会では、2008年の配当目標が既に達成されたとして、同年第4四半期の配当を見送ることを決めた。この配当政策により、同社のキャッシュ管理が改善されると強調している。
配当政策の変更により、08年第4四半期中には5300万ドルのキャッシュが、09年中には9800万ドルのキャッシュがそれぞれ確保されるとしている。
開発事業については、マーケットが安定するまでは、既に始まった事業など以外は着手を控えるとしている。（翻訳）
