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国土交通省/グリーン物流パートナーシップ会議の優良事業者に明治乳業

2008年12月05日/CSR

国土交通省は12月4日、平成20年度グリーン物流パートナーシップ会議の優良事業者表彰の受賞者に明治ロジテック、明治乳業、アサノ通運を選んだと発表した。

優良事業者は、地球温暖化防止対策に功績があった事業者として政策統括官表彰(物流分野における地球温暖化対策優良事業者などの表彰)が授与され、表彰式は12月19日、東京都千代田区の経団連会館で開かれる第7回グリーン物流パートナーシップ会議」の席上で行われる。

受賞理由は、ソフトタンクコンテナを利用し、液体食品原料(脱脂濃縮乳)の輸送をタンクローリーによる片荷輸送から帰り荷を積載する往復輸送へと切り替えたことにより、CO2の年間排出量を1078tから785tに減少し、CO2排出削減率27%を達成したことが評価された。

従来では、明治乳業本別工場(北海道本別町)から明治乳業関西工場(大阪府貝塚市)に脱脂濃縮乳を輸送する際に、苫小牧港から敦賀港までフェリーを使って搬送していたが、往路ではタンクローリーに脱脂濃縮乳を積載していたものの、復路では空のままフェリーを使って本別工場に搬送していた。

これをソフトタンクコンテナを積載したコンテナ輸送に切り替え、フェリーを使って関西工場へ輸送を終えたソフトタンクコンテナは、復路で関西一円の貨物(主に明治乳業製品の輸送)に使用したり、アサノ通運へ輸送してトラック便で本別工場へと別送したりする方法を採用し、帰り便の有効活用を図った。

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