日本航空インターナショナル、全日本空輸、日本貨物航空の3社は12月1日、2009年1月1日発行のIATA規制改訂を踏まえた、リチウムイオン電池、リチウム金属の統一空輸基準を発表した。
非危険物として扱えるリチウム電池の場合、1.2mの高さからの落下検査に合格した包装で梱包すること、梱包には「リチウム イオン バッテリー」「リチウム メタル バッテリー」などと記載したラベルを貼付することなどを荷主に義務付けている。ただし、ことし12月31日までは現行規定のマーキングと新ラベルがパッケージ上で重複しても、空輸上問題はないという。
また1個以上の梱包をひとまとめに梱包することは可能だが、まとめたものの梱包にもリチウム電池取扱ラベルの表示が必要。最小単位の梱包に貼付されたリチウム電池取扱ラベルが目視で確認できる場合でも、再表示が必要となる。