横浜市港湾局が12月5日に発表した9月の横浜港統計によると、9月の入港船舶は総数3457隻と前年同月比5.2％増と3か月連続して増加した。
総トン数は2220万9390トンと6.3％増。このうち外航船は903隻(5.4％増)、総トン数は1897万1047トン(6.8％増)だった。外航船のフルコンテナ船は444隻(1.6％増)、総トン数は1055万4347トン(5.8％増)で、内航船は2554隻(5.2％増)、323万8343トン(3.4％増)だった。
同月の取扱量は1145万862トンと9.3％増の大幅増を記録。このうちコンテナ貨物は432万4466トン(7.2％増)、コンテナ個数は28万9528個(10.6％増)とこちらも増加した。外貿では785万9222トン(15.7％増)のさらに増加し、輸出は397万8177トン(11.9％増)、輸入は388万1045トン(19.9％増)と輸出の伸び幅が大きかった。このうちコンテナ貨物は410万5438トン(6.3％増)で輸出は216万8937トン(8.0％増)、輸入は193万6501トン(4.4％増)だった。
内貿は359万1640トン(2.5％減)で、移出は179万8109トン(16.4％増)と大きく増加。移入は179万3531トン(16.2％減と)と減少した。コンテナ貨物は21万9028トン(28.3％増)で移出が12万4658トン(31.2％増)、移入が9万4370トン(24.6％増)と両方とも増加。これらの結果貿易額は1兆2256億700万円(18.0％増)となり、輸出額は8031億4800万円(8.6％増)、輸入額は4225億2900万円(41.0％増)と圧倒的に輸入額が伸びた形となった。
