サントリーの子会社、サントリー天然水南アルプス（東京都港区）は12月12日、サントリー白州蒸溜所・天然水白州工場（山梨県北杜市）の敷地内で白州工場を着工したと発表した。
建築面積は生産工場が1万㎡（延床面積1万4000㎡）、倉庫棟1万1500㎡（延床面積2万9000㎡）。完成・稼働開始は2010年春を予定しており、60人体制で年間3600万ケースを生産する。
新工場は製造工程の使用水量原単位を、既存の白州工場から半減させるほか、水資源の再利用・節水を徹底。また、2Lペットボトルの成型設備を導入し、余熱や地下冷熱の熱エネルギーを有効活用することでCO2排出量も削減する。さらに食品製造の衛生企画HACCPやISO9001も取得し、商品トレーサビリティーを推進し品質保証体制も強化する。
