ことし9月に佐川急便と佐川グローバルロジスティクスが取り扱った貨物利用運送で、航空機への搭載が制限されている危険品（打ち上げ花火）を日本トランスオーシャン航空に委託した件を踏まえ、
国土交通省は、再発防止と爆発物を安全に輸送するための方策を検討する安全対策研究会の初会合を12月24日に開催する。
安全対策研究会では、確実な輸送方法（品名確認、従業員への教育・訓練、爆発物を出荷する際の荷主の把握）や、航空貨物取り扱い施設での保安措置の確保（爆発物検査の適正な実施、航空貨物の保安管理）などについて検討し、2009年3月に報告書をまとめる。
航空貨物輸送に係る安全対策研究会のメンバー
航空会社代表：定期航空協会
利用運送事業者代表：航空貨物運送協会
利用運送事業者代表：日本通運
利用運送事業者代表：ヤマトグローバルエキスプレス
利用運送事業者代表：西武運輸
実運送事業者代表：全日本トラック協会
国土交通省自動車交通局安全政策課長：山崎篤男
国土交通省自動車交通局貨物課長：一見勝之
国土交通省航空局監理部航空事業課航空物流室長：田村幸士
国土交通省航空局監理部航空安全推進課長：河田守弘
国土交通省航空局技術部運航課長：冨田博明
国土交通省政策統括官付参事官（複合物流）：志村務
オブザーバー：佐川急便、佐川グローバルロジスティクス
事務局：国土交通省航空局監理部航空安全推進課／国土交通省政策統括官付参事官（複合物流）室
