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パナソニック/三洋電機とソーラー、電池事業などで資本・業務提携

2008年12月22日/SCM・経営

パナソニックは12月19日、三洋電機株式会社との資本・業務提携契約を締結したと発表した。

両社はコラボレーション委員会を設置し、三洋電機の子会社化後の協業成果実現に向けて、経営や調達・ロジスティクス、品質管理などの項目を検討する。パナソニックは今回の検討に当たり、1000億円規模の投資も視野に入れている。

また両社は、提携によるソーラー事業、二次電池事業でのシナジー効果の発生も期待している。ソーラー事業では、パナソニックの経営プラットフォームの活用で高効率の結晶系太陽電池の事業拡大と販売増を図る。さらに、次世代太陽電池の開発・実用化を加速し市場に投入する。

三洋電機の得意な二次電池事業では、三洋電機の生産技術などをパナソニックに導入し、パナソニックからは高容量技術などを提供し両社の商品力を相互に強化する。ハイブリッド自動車・電気自動車用電池でも積極的な投資を行い、パナソニックグループとして、カーメーカーとの連携強化・拡販を図る。

パナソニックによると、三洋電機がパナソニックグループの一員となることで資材の購買などの全社調達コスト、ロジスティクス関連コストの削減を見込んでいる。

これには「イタコナ」や「コストバスターズ」などののパナソニック独自のコスト削減ノウハウを三洋電機に導入し、経営体質を強化する。

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