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データ・アプリケーション/日本プログレスと次世代EDIシステム統合で協業

2009年01月14日/IT・機器

データ・アプリケーションは1月14日、日本プログレス(東京都千代田区)と次世代EDIシステム分野での協業を発表した。

日本プログレスのサービス指向アーキテクチャ(SOA)ベースのアプリケーション統合ミドルウェア「Sonic ESB」と、同社のEDIパッケージソフトウェア「ACMSE2X」と「ACMS B2B」との接続検証がこのほど完了。両ソフトウェアを組み合わせ、Sonic ESB/ACMS連携ソリューションとして、両社の販売代理店を通じ提供を開始する。両社は、協業に合わせ2月以降にセミナーを開催。具体的に流通業界の業務に合わせたデモを交えて連携ソリューションを紹介する予定という。

Sonic ESB/ACMS連携ソリューションは次世代EDI標準への移行が本格化しつつある流通業界向けに販売。このほか製造・物流・金融の各分野で、データ連携の煩雑さを解消するSOAベースでの企業内のシステム統合を推進する企業向けに展開する。展開のための技術支援や営業活動、セミナー、展示会などのマーケティング活動を両社で実施する。

今回の協業・連携で、次世代EDIシステムに対応したB2B環境をSOAベースで社内の基幹システムとの連携が可能になるという。また、受注から在庫管理、出荷報告など業務プロセスを可視化、最適化できるほか、従来のシステムと情報資産の再活用で、システム投資費用も最小化できるという。

さらに、同社のACMSはSAPなどのERP、国産メインフレームを含むレガシーシステムに対応したアダプタを装備。これらの連携機能を日本プログレスのSonic ESBに統合でき、ビジネスの状況に応じてシステムを対応させられるようになる。

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