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データ・アプリケーション/オラクル製品と連携、流通BMS対応SOAソリューション

2008年02月14日/セミナー

データ・アプリケーションは2月13日、EDI(電子データ交換)パッケージソフトウェア「ACMS E2X」「ACMS B2B」と、オラクルのBPMソフトウェア「Oracle BPEL Process Manager」との接続検証が完了し、両ソフトウェアを組み合わせた「ACMS/Oracle BPEL Process Manager」連携ソリューションとして、日本オラクルとともに提供すると発表した。
両社は、主に次世代EDI標準への移行が本格化し、システム、業務プロセスの見直しが活発化している流通業界に向けて販売を開始する。
流通業界では、企業間連携の標準として20年以上利用されてきたJCA手順を中心とする従来型EDIから、2007年4月に策定された新規格「流通ビジネスメッセージ標準(流通BMS)」への移行時期を迎えている。
データ・アプリケーションが提供する「ACMS E2X」と「ACMS B2B」は、Javaをサポートするあらゆるプラットフォームで稼働し、流通BMS対応の通信プロトコルebXML/MSやEDIINT AS2、JX手順(SOAP-RPC)に加えて、従来型EDI手順にもフル対応しているため、流通BMSによる取引だけでなく従来型EDIによる取引、Web-EDIでの取引を、1つの環境でカバーすることができるのが特徴。
日本オラクルは、流通業界へ「Oracle SOA Suite」を提案する中で、大手小売業を中心とする企業から新しい流通BMSへの対応を不可欠な要件として挙げられることが多くなっていることから、導入実績が多く、また流通BMSにいち早く対応したデータ・アプリケーションとの連携を選択した。
データ・アプリケーションと日本オラクルが共同で提供する連携ソリューションは、さまざまな取引先とのデータをやり取りする「ACMS E2X」「ACMS B2B」と、基幹システムと連携した社内業務プロセスを最適化する「Oracle BPEL Process Manager」との間で、スムーズにプロセス連携・データ連携を行うことが可能。
これにより、受注から在庫管理、出荷報告に至る一連の業務プロセスの可視化、最適化が可能となる。「Oracle BPEL Process Manager」は、SOAアーキテクチャに基き、既存システムとの連携のほか「ビジネスの状況に応じてダイナミックにシステムを対応させることが可能」としている。
両社は協業の第一弾として、2月22日に東京、3月7日に大阪でセミナーを開催し、具体的に流通業界の業務に合わせたデモを交えて、ACMS/Oracle BPEL Process Manager連携ソリューションを紹介する。
■開催概要
セミナー名:ACMS/Oracle BPEL Process Manager連携ソリューションの共同セミナー
日時:東京2月22日(金)、大阪3月7日(金)13:30-(13:00開場、両会場共通)
会場:東京=日本オラクル本社17Fセミナールーム(千代田区紀尾井町)、大阪=日本オラクル関西支社セミナールーム(北区堂島)
主催:日本オラクル、データ・アプリケーション
対象:流通業界、同業界に関わるSIベンダのシステム構築担当者
詳細は下記URL参照。
東京 http://www.oracle.co.jp/events/tk080222/
大阪 http://www.oracle.co.jp/events/osk080307/
問い合わせ先
「Oracle SOA Suite」
日本オラクル アライアンス統括本部
パートナービジネス推進部 ISV推進部
TEL03-6238-7670
Onoracle_jp@oracle.com
「ACMS製品」
データ・アプリケーション ACMS統括本部営業本部
TEL03-5640-8544
sales@dal.co.jp

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