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データ・アプリケーション/統合サーバーソフトが国際標準の相互運用テストに合格

2008年05月26日/IT・機器

データ・アプリケーションは5月23日、同社のB2Bインテグレーション・サーバ・ソフトウェア「ACMS E2X version 3.2.0」が、B2Bソフトの世界的な認定機関である米DGI社の相互運用テストに合格し、AS2対応ソフトとして正式認定されたと発表した。
今回のテストでは、データ・アプリケーションを含め、世界のソフトウェアベンダー16社が提供する22製品が認定された。
AS2は、インターネット上でのセキュアなデータ交換を行う通信プロトコルで、暗号化技術やデジタル署名を使用し、従来のEDIデータやXML、PDF、テキスト・ファイルなどあらゆる形式のデータを安全に転送できる。ウォルマートなど欧米の大手流通業がAS2を採用しており、日本の流通業界でも、グローバルな取引を行うためにAS2に対応するニーズが高まっているという。
「ACMS E2X」は、B2Bシステム構築に必要な充実した機能を備え、取引先とのデータ交換やフォーマット変換、データ分割などデータ加工までを自動化し、ERPやレガシーシステムなど社内システムにシームレスに連携させることが可能で、B2B業務プロセス全体をカバーする統合ソリューション。
全銀手順、全銀TCP/IP手順、JCA手順などの従来プロトコルやRosettaNet、今回認定を受けたAS2のほか、流通業界における次世代EDI標準「流通BMS」で求められるebXML MS、JX手順を含め、日本で必要とされるあらゆる標準手順をサポートしている。
データアプリケーションでは「今回、AS2の国際認定を取得したことにより、国内取引からグローバル取引までをカバーするB2B環境を1つのサーバで構築し、統合運用可能なソリューションとして、ACMS E2Xの市場競争力がいっそう高まった」としている。

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