SBSホールディングスは1月21日、ネットスーパー向け物流事業への参入を発表した。昨年から大手GMS企業など数社からの受注実績があるほか、先行店舗でのテスト配送やマニュアル整備などの準備作業に着手した。
昨年末までに首都圏などの一部店舗で試験的に事業を開始し、今回本格展開に踏み切ったもので、2009年は首都圏を中心に展開する。
同社は「関東即配」のブランド名でSBSロジテムが即日配送事業を行っているほか、食品を主とした3温度帯の輸配送をフーズレックが行なうなど事業面でのインフラが整っていた。
SBSホールディングスはこの事業インフラを生かし、首都圏の即配ネットワークと、全国規模の食品物流ネットワークのの業務ノウハウを掛け合わせネットスーパー物流をグループの主力事業に育成するとしている。