セーレンは2月5日、天然繊維事業の再編･見直しで、生活資材用プリント事業とアパレル向けシャツ事業について、ことし3月末でKBセーレン長浜工場での生産を撤退すると発表した。
なお、一部ユニフォーム事業などは、外注工場への生産移管を行い、販売は継続し、合繊・天然繊維に分かれていた衣料用テキスタイル事業の販売組織を一元化し、より付加価値の高い差別化素材、複合素材分野でのテキスタイルの開発・販売に注力する。
再編に伴い、長浜工場での天然繊維（綿･シルク）と一般合繊素材の染色加工は、生産を停止するものの、エレクトロニクス工業用商品とメディカル用途向け商品などの開発・生産は、継続・拡大していく。
