富士物流は2月18日、2008年10月29日に公表した2009年3月期の通期業績予想を修正した。
連結の修正内容は売上高390億円（前回予想値との増減比8.2％減）、営業利益5億5000万円（47.6％減）、経常利益5億円（50.0％減）、当期利益1億円（79.6％減）で、大幅な減益となっている。
グループの主要顧客である、電機メーカー、情報機器メーカー、工業用ミシンメーカー、エレベーターメーカーなど各社の荷動きが急速かつ大幅に低下したためで、営業利益の減益に加え、主要な子会社において通期で赤字となる見通しとなり、繰延税金資産の取崩しも発生するため、当期純利益についても大幅な減益となる見込み。
今後の見通しとして、早期の業績回復のため、役員報酬の削減、管理職以上の賞与の削減、経費全般の削減、輸配送体制の見直し、荷役料削減のための作業改善推進を加速する。
