富士通と米グロービア・インターナショナル・インコーポレイテッド（GII）は10月21日、製造業向け新世代生産管理ERP「glovia G2（グロービア ジーツー）」を、全世界で同日発売すると発表した。
新製品は、全世界標準のコンプライアンス機能と、日本のものづくりノウハウを兼ね備え、生産管理システムのグローバル展開や統合を短期間に構築できるのが特徴。拠点ごとに個別に管理している生産・販売・在庫状況をタイムリーに把握することで、全拠点に対し生産状況の「見せる化」を実現する。
顧客は、経営・管理・現場の各層で、全世界の市況変化へ迅速に対応することが可能となり、全世界に対して戦略的な生産計画の立案ができるようになる。
製造業では、全世界の需要変動を迅速に捉え、グローバルに展開している各拠点の生産状況を一元管理することが急務となっている。同時に、グローバル拠点ごとの業務統制（コンプライアンス）の整備、企業内に散在する各業務システムの統合・サービス連携によりＩＴ投資の適正化、ＩＴシステムの統制が課題となっている。富士通とＧＩＩは課題を解決するため、「使える情報」の「見せる化」を促進し、企業の生産性を支援するために「glovia G2」を提供する。
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