プロロジスは3月3日、「プロロジスパークセントレア」（愛知県常滑市セントレア）について、建築環境・省エネルギー機構が制定するCASBEE認証Aランクを所得したと発表した。
Aランクは「大変良い」を意味する。物流施設として竣工段階では初めての取得となった。
CASBEE(Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency／建築物総合環境性能評価システム）は、建築物の環境性能を評価し格付けするもの。省エネや省資源リサイクル性能など環境負荷低減のほか、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建築物の環境性能を総合的に評価するシステム。「プロロジスパークセントレア」は免震装置の導入や自然エネルギーの利用、使い勝手のよい施設設計などが評価された。
「プロロジスパークセントレア」は2007年5月に、中部国際空港（セントレア）に隣接した土地に竣工した大型物流施設。小型風力発電装置4基を設置したり、ライフサイクルCO2削減のためにプレキャスト工法・免震装置を導入するなど、持続可能（サステイナブル）な物流施設としてさまざまな取り組みを行っている。
プロロジスは、「プロロジスパーク舞洲Ⅱ」や「プロロジスパーク大阪Ⅱ」（ともに大阪市此花区）でCASBEE大阪Aランク認証を取得している。今後も環境に配慮した施設開発を進める考えだ。
