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オムロン/不採算事業の撤退と2生産拠点閉鎖へ

2009年03月11日/SCM・経営

オムロンは3月10日、不採算事業の「大型バックライト事業」の撤退と2生産拠点(英国の車載電装部品生産子会社、水口工場)の閉鎖を決定した。

大型液晶用のバックライトを開発・製造・販売する「大型バックライト事業」から撤退。子会社の多摩ファインオプト、孫会社の多摩光電、多摩精密光電(常熱)の3社を解散する。大型液晶テレビの販売不振にともなう価格競争激化で事業業績が急速に悪化し、事業の継続が困難と判断した。孫会社の多摩光電は台湾に、多摩精密光電(常熱)は中国にそれぞれ本社がある。

多摩精密光電(常熱)は速やかに解散し清算手続きを開始する。他の二社は、9月末までに解散して精算手続に入る予定。3社とも2010年度中に精算を完了する。

スイッチやコントローラーなどの車載電装機器を生産する英国の生産子会社は2011年3月末までに、ICやMEMS、光デバイスを製造する水口工場は2009年6月にそれぞれ閉鎖する。

英国の生産子会社の閉鎖は、欧州エリアでの生産拠点見直しの一環。水口工場の生産機能は、野洲事業場(滋賀・野洲)に移管する方針だ。

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