日本電産トーソクは3月16日、43%出資の日本電産機器装置(浙江)有限公司を分社し、100%出資の製造子会社として日本電産東測機器装置(浙江)有限公司を設立すると発表した。
日本電産機器装置(浙江)有限公司は親会社の日本電産のグループ会社4社が出資する合弁会社。出資4社は、各分担事業部門を分社独立することにした。同社は、従来から行っていた半導体製造装置事業と計測機器事業の製品・半製品の製造部門を100%出資子会社として設立し、生産を行なうことにした。
今後は中国の生産拠点をさらに強化し、顧客の要望にタイムリーに対応するため、経営効率化や原価低減を推進して行く。分社にあたっては、工場の移転は行なわない。従来の日本電産グループ4社合弁事業と同様の相乗効果の発揮を狙う。
新会社の概況
会社名:日本電産東測機器装置(浙江)有限公司
所在地:中国浙江省平湖市
代表者:総経理 小川 登
設立日:2009年4月1日
事業内容:半導体製造装置と計測機器の製造・販売およびメンテナンス、修理
決算期:12月末日
資本金:215万米ドル
資本構成:日本電産トーソク100%出資