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日本電産トーソク/自動車部品事業で中国進出

2010年01月28日/物流施設

日本電産トーソクは1月28日、中国浙江省平湖市の子会社を増資し新工場を建設すると発表した。中国で自動車部品事業の製造・販売を行う。

同社グループは、自動車部品事業の生産の大部分をベトナム国ホーチミン市の子会社で行っており、CVT(無段変速機)用コントロールバルブの受注拡大を受け6棟目となる新工場を建設している。中国の自動車市場の急発展により、中国の国産自動車メーカ、中国に進出している日系自動変速機メーカからの商談が数多く進んでおり、顧客の近くで製造し、QCDの競争力を最大化することを目的に自動車部品事業の中国進出を決めた。

中国進出にあたり、現在システム機器(計測機器等)を製造している浙江省平湖市の子会社を増資。近隣の土地7万㎡を新規に取得し新工場を建設する計画だ。新工場では自動変速機用の電磁弁・スプールバルブ・コントロールバルブ、省燃費で好評なCVT(無段変速機)用のコントロールバルブを生産する。今後の電気自動車につながる電動化製品に備える予定。

6月に着工し、2011年1月に竣工の予定。同年6月稼働開始する。

新工場の概要
土地面積:7万㎡
延床面積:1万5000㎡(一期工事分鉄筋2階建)
投資金額:1億米ドル(一期分のみ)、五期工事までの総投資予定額5億米ドル
生産製品:コントロールバルブ、電磁弁、スプール、配線板
従業員数:当初1000人(最終1万人)

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