日本電産リードは3月16日、10％出資の日本電産機器装置(浙江)有限公司を分社し、100％出資の製造子会社として日本電産理徳機器装置(浙江)有限公司を設立すると発表した。
日本電産機器装置(浙江)有限公司は、親会社の日本電産のグループ会社4社が出資する合弁会社。出資4社は、各分担事業部門を分社独立する。日本電産リードは、プリント基板検査装置と検査治具の製造部門を100％出資の子会社として設立し、生産を行なうことを決めた。
今後、同社は中国の生産拠点をさらに強化し、経営の効率化や原価低減を推進する考えだ。分社にあたっては工場の移転を行なわず、従来の日本電産グループ4社合弁事業と同様のシナジー効果発揮を狙う。
新会社の概況
会社名：日本電産理徳機器装置(浙江)有限公司
所在地：中国浙江省平湖市
代表者：総経理 手島 康男
設立日：4月1日（予定）
事業内容：プリント基板検査装置、検査治具の製造・販売およびメンテナンス、修理
決算期：12月末日
資本金：75万米ドル
資本構成：日本電産リード100％出資
