ミネルヴァ・ホールディングスは、物流ソリューション事業を強化し、販売を倍増する計画だ。
同社は2009年1月に、物流を含めたオペレーション業務などEコマースについての総合的なソリューションを提供する、ネット通販基地プロジェクト「ジェネシスECセンター」を立ち上げ、サービスを開始。この一環として物流ソリューションの事業を強化する考えだ。
物流のソリューションシステム、ジェネシス・ロジスティクス・サービス（GLS）を提供しており、現在10社が導入している。ソリューションのマーケットプレイスである「ジェネシスECセンター」にGLSを組み入れ、販売促進を行う。
GLSは、1日5件程度の配送から発注できる物流代行サービス。梱包・資材込みで1箱860円からの全国一律の価格設定。同社のネットショップ運営から得たノウハウによって最大限に効率化した物流センターだ。月間5000件のメガショップまで対応が可能という。
多くのEコマース事業者が利用することで、事業運営上のコスト上昇要因とされている物流費の削減につながると同社は見ている。
