日本軽金属は3月18日、新日軽、住生活グループ(住生活G)、トステムの間で、アルミ建材事業での業務と資本提携に関する協議を開始したと発表した。
新設住宅着工戸数の低迷や人口減少社会、住宅の長寿化への対応に備え、日軽金と住生活Gは、アルミ建材事業での商品規格の統一を図り消費者の利便性を高めるとともに、経営資源の相互活用を目指すことで一致した。シナジー効果や業務合理化、スケールメリットによるコスト削減などの収益改善を図るために、業務・資本提携に向けた協議の開始に至った。
物流と購買などのコスト削減活動や住生活グループから新日軽への役員派遣、住生活Gが30%をめどに新日軽株式を取得の3点を基本的な考え方とし、今後協議を進めて行く。