ルシアンは、売上原価の削減を図るために、物流の集約化を目指す。
国内物流拠点のルシアン関東流通の業務を見直し、物流体制での改革を進めることで、物流費の効率化を図る考えだ。
また、物流業務全般を根本的に見直すために、ロジスティクス専門企業との間で話し合いを進めているという。物流集約計画の骨格はほぼ固まっており、半年以内に全体像が収斂されるという。
同社は3月23日、大阪証券取引所に対して、法令に基づき上場株券の市場第一部銘柄から市場第二部銘柄への指定替えを申告。今後は、一部銘柄の基準となる月間平均上場時価総額12億円以上の回復を目指すために、物流や生産体制などの原価率低減をはじめとする施策を打ち出している。