国土交通省は3月24日、成田空港の貨物機事故について、フェデラルエクスプレス社のグローバルコミュニケーション＆IR担当のウィリアム・マルガリーティス副社長が航空局技術部の宮下技術部長を訪問し、当該事故により多大な迷惑が及んだことについて陳謝を表明した。
宮下技術部長は「23日の事故は、成田空港開港以来初めて死亡者が出るという大きな事故であり航空の安全性に係る信頼を揺るがすものであることに加え、日本の主要国際空港である成田空港のA滑走路が長時間閉鎖されることとなり、利用者等に多大な影響を及ぼしたものであり、誠に遺憾」と述べると共に、「現在、運輸安全委員会による事故調査が進められているが、本件事故の原因究明に向けて本調査へ協力するとともに、安全確保に向けて真摯に取り組むよう」指導した。
これに対し、同副社長は「指摘を踏まえ、事故調査に積極的に協力するとともに、今後さらに安全確保に取り組みたい」と説明した。
