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オエノンHD、合同酒精/苫小牧工場2基稼働へ

2009年03月25日/物流施設

オエノンホールディングスと子会社の合同酒精は3月24日、北海道苫小牧市に苫小牧工場をそれぞれ完成させ、4月1日から稼働させると発表した。

オエノンホールディングスの苫小牧工場は、同社が参画する「北海道バイオ燃料地域協議会」の「バイオエタノール技術実証プラント」。「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」は農林水産省が推進している事業で、同社がバイオエタノール製造の実施主体となり、2011年をめどに、米を主原料とするバイオエタノール製造の実用化に向けた技術実証に取り組む。

合同酒精の苫小牧工場は、年間45,000klのアルコールが製造可能な酒類・工業用アルコール工場。オエノングループのアルコール事業の基幹工場としての位置付け。原料(粗留アルコール)をタンカーからパイプラインを通じて直接工場内へ受け入れられるバース(船の停泊場所)を活用することで、高品質で価格競争力のあるアルコール生産が可能になる。

オエノンホールディングス苫小牧工場
名称:オエノンホールディングス苫小牧工場
設備内容:バイオエタノール技術実証プラント
所在地:北海道苫小牧市字弁天1-11
敷地面積:約8万7000㎡(2工場合計)
稼働日:2009年4月1日
設備投資額:49億円(交付金を含む)
生産規模:1万5000kl/年

合同酒精苫小牧工場
名称:合同酒精(株)苫小牧工場
設備内容:酒類・工業用アルコール工場
所在地:北海道苫小牧市字弁天1-11
敷地面積:約8万7000㎡(2工場合計)
稼働日:2009年4月1日
設備投資額:38億円
生産規模:4万5000kl/年

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