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小田急電鉄、西武鉄道、箱根登山鉄道など/運輸事業の資機材を共同購入へ

2009年03月26日/SCM・経営

小田急電鉄、西武鉄道、箱根登山鉄道、関西・近畿圏のストアードフェアシステム・周遊券ネットワークのスルッとKANSAI協議会(大阪府大阪市)の4者は3月25日、連携して4月1日から運輸事業関連の資機材の共同購入を実施すると発表した。

今回のスキームは、西武鉄道、小田急電鉄、箱根登山鉄道の3社が、スルッとKANSAIの資材購入システムを通じ、運輸事業の資機材を共同購入するもの。これで、3社とスルッとKANSAI双方のスケールメリットを活かした取引を推進し、調達環境の改善を図ることで調達コストの削減にも取り組む。共同購入の対象品目はレール・車輪・軽油などの鉄道関係の主要資機材から始め、資材全般に拡充していく。4者は今後このスキームに他社の参加を呼びかけるかどうかは未定としている。

スルッとKANSAIは、2004年4月より協議会加盟会社を中心に鉄道用の主要資機材、汎用品・消耗品などの共同購入を実施。2009年2月現在、参加事業者は40社、登録取引業者は180社を以上を数えている。2007年度の購入実績は、取扱件数約2600件・約54億円に上り、各社ベースの個別購入に比べ調達コストが約2割削減されているという。

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