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三菱総研/農業の工場化で研究会、事業化情報などを提供

2009年03月27日/未分類

三菱総合研究所は3月27日、「植物工場研究会」を設立したと発表した。

農業分野への企業参入に注目が集まるなか、事業可能性を客観的に評価し、新規参入を検討している企業に情報を提供。将来の事業化に向けたネットワーク構築を支援するのが目的。

同研究会は、市場規模などのマーケット情報や事業採算性、事業化に向けたリスク情報など植物工場分野への参入に向けたさまざまな情報の提供をはじめ、事業参入に向けたネットワークの提供などの活動を予定している。事業参画や施設・設備の投資参加、事業投資などを検討している企業を募集する。企画説明会を4月24日に、同社のAVルーム(東京・大手町)で開催する予定。

植物研究所の植物のネーミングの由来は、農業製品のなかでも、葉物類が中止となることからくる。植物工場では、農産物の生産技術を環境制御技術を駆使してシステム化することで、企業経営や生産ノウハウを活用して生産場所を選ばずに、農産物の生産・流通システムを新たに構築することが可能となった。

植物工場は、すでにカゴメやキユーピー、JFE、オリンパスなどの大手企業のほか、中小中堅企業が参入し、全国に30か所ほどある。植物工場は、工場と農業の両方の側面を持つことから、施設整備や生産、流通、販売などで新規参入の際の課題があるという。新規参入を検討する企業に対して、同研究所は支援を行う方針だ。

問い合わせ
三菱総合研究所
地域経営研究センター
伊藤、酒井
電話03-3277-0718
FAX03-3277-3463
shokubutu2009@mri.co.jp

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